第48回 実はマリアージュしない?!

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赤ワインとチーズの相性は実は良くないという新説が

カリフォルニア大デイヴィス校の研究者によって英国の科学誌「ニュー・サイエンティスト」に発表されました。

そもそもチーズとワインの相性の良さはワイン愛好家の常識ですが

研究チームはあえて科学的な実験を試みたそうです。

その結果、チーズを食べると赤ワインの微妙な香りがわかりにくくなり

高価なワインと安価なワインの区別がつかなくなると報告されました。

8人のテイスターがシラー、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンなどに

スティルトンやエメンタールなど8種の異なるチーズを合わせました。

ほとんどのケースで、チーズはワインの香りを隠してしまい

ベリー、オーク、酸っぱさ、渋みなど香りの違いを識別しにくくなったそうです。

強いチーズほど、その傾向が強いみたいです。

ただ、ワインの中のバターの香りだけは強まったそうですが・・・

研究チームは、チーズの脂肪が口中をおおうためテイスターの識別能力を妨げているか

チーズのたんぱく質がワインに含まれる香りの分子の働きを抑えているのではないかと見ているそうです。

 

 

日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ 綾 邦生

 



 

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このページは、adminが2011年4月17日 16:50に書いたブログ記事です。

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